白山さんと黒い鞄 3
- 作者: 鈴木鈴,ここのか
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/11/10
- メディア: 文庫
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とりあえず3巻で終わりってことにはならなくて良かったー。
今回はネタバレあるよ。
海と水着だひゃっほう!
読んでて序盤気付かなかったというか忘れてたというか、青嵐さんって女の子なんだよね……。口調と容姿(口絵とかの)からして、男の子っぽさが強すぎて勘違いする。
今回は九衛がメインというか大活躍というかそんな話。九衛プッシュ。海を初めて見たときの九衛のリアクションが印象に残るなー。あとは墓前の遠咲先輩がすげー大人っぽいと言うか。未亡人的な雰囲気すら漂っている気がした。
んで本題の汐と流姐なんですが……正直言って、夢を追いかけるのはわかるんだけど、どうしても汐が最終的に流姐を裏切ったことに納得いかないというか。
流姐がもうどうしようもなく超悪い奴だとか、汐が催眠術みたいなのかかってたとか、恐怖で塗り固められた脅迫みたいな感じで一緒にいるとかだったらまだわかるんだけど。確かに一度揉めて死の恐怖を植え付けられてっていう描写はあったんだけどね。
それでも汐はどちらかというと流姐との信頼関係が元に戻ればいいと思っているんじゃないかなあと、個人的に捉えてしまったから、かな。
しかしながら、とにもかくにも新しいキーワードも出てきたことだし、ラストの白山さんで全部許せるような気がしてきたので、次回も楽しみにしていようと思います。