アカイロ/ロマンス 3
- 作者: 藤原祐,椋本夏夜
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/03/10
- メディア: 文庫
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つうれんが……!
2巻で驚愕の姿を見せた伝家の宝刀つうれんの第2形態をここでお披露目。
毎回全部印象を最後のつうれんに持って行かれるシリーズになりそうな気がしてならない。でもそんなところもちょっと期待している。
今回の敵の登場で鈴鹿の暗い部分が浮き彫りになって、それでもまだほんの一部しか見えていなくて、これからもっともっと深い部分が見えてくるんだろうか。
枯葉が次女だったためにそういう部分について知らず、その暗部そのものとして生きてきた供子や血香と血沙の歪んだ憎しみに繋がってる。この先は繁栄派だけじゃなく、本家の上層部的な人たちとの対立とかも生まれて、そのうち枯葉達が孤立してきそうな気がしてきてすごい不安になってくる。
景介が今後もどうやってあの戦いを生き延びていくのかが気になる。戦力的な部分ももちろんだけど、姉のことや、鈴鹿と人間の相容れない関係と、どう折り合いを付けていくのか。