イスカリオテ 2
- 作者: 三田誠,岸和田ロビン
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/03/10
- メディア: 文庫
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1巻が戦闘描写で魅せてくれたとしたら、今巻ではキャラで魅せてくれたという感じ。もちろん戦闘もばっちり格好いいけど、それ以上に玻璃やノウェムのキャラにやられます。
特に、1巻で見え隠れしていた玻璃のキャラが素晴らしすぎる。もう本当にこういうキャラには弱いのでたまらない。いっそ食べられたいぐらいです。P182からの玄関での会話シーンは本当にぞくぞくした。ごちそうさまでしたって感じ。
しかしノウェムも負けず劣らずで、イザヤ相手に生まれてしまった想いと自らの論理的思考のあいだで葛藤する姿が素晴らしい。途中までは玻璃最高!とか思ってましたが、ラストシーンはノウェムの可愛さで全部持って行かれそうになりました。
なんというか、ノウェムとイザヤがくっついているところへ、玻璃が誘惑してきてイザヤが揺れるみたいな三角関係になりそうで、この3人の今後の行く末も気になります。
気になると言えば、ノウェムの設定も、イザヤが何故使えるのかもまだちゃんと明かされてないんだよな。
3巻まだ!?