神曲プロデューサー、生徒会探偵キリカ1

神曲プロデューサー

神曲プロデューサー

たしか発売してすぐに買って割とすぐに1章を読んだのだけど、どうしても電車内で読む気がしなくてずっと積んでた。そしたら楽聖少女4巻の口絵にプロデューサーの話が書いてあって、そろそろ読むかーって気になってきたので読みました。

基本的に杉井光の話って、どうしようもないクズな主人公がいつものように精一杯頑張ったんだけどクズなので頑張る方向を間違えて気づいたら失敗していてでも頑張ったんだから少しぐらいは報われてもいいだろうみたいな話で、それなのにいつもクソ面白くて悔しいのでこんなクソみたいな話二度と読まねえって思ってるんだが、なんだかこの本は普通にいつものやつだったのに杉井光の本で初めて何度でも読み返したくなる本だった。

やっぱり杉井光の何かを解決する話は好きだな。やっぱもう諦めるしか無いのかな→何かに気づく→突拍子もないことを思いつく→お前ホントにそんなことできるのかよ→できます(ハッタリ)→なんとかする。の流れ、いつもワンパターンなのにすごい気に入ってしまうのですごい悔しいんだよね。というわけで読んだのが生徒会探偵キリカです。

生徒会探偵キリカ1 (講談社ラノベ文庫)

生徒会探偵キリカ1 (講談社ラノベ文庫)

神曲プロデューサーの少し重めの話を読んだあとで、キリカを読んだのは正解でした。すごい読みやすくて安心感ある。妻とも話したんだけど低年齢層向けで、神メモをまんま明るく軽くして、ヒロインをピアノソナタから持ってきて、みたいな話。キリカは続刊もどんどん読んでしまおうかと思います。