生徒会の五彩

 表紙がキー君とはやるな富士見!って感じの5巻です。これでもかと言うほど格好良いんだけど何等身だこれは。何気にネクタイに「副会長 杉崎鍵」って書いてあります。帯の折り返しにあるねこ(?)にも注目です。
 しかし生徒会が5巻…こんなに続いて良いのかこのシリーズ。しかもアニメ化って大丈夫なの?いやすごく好きなんです、本当に好きなんですよ。でも「アニメ化もする生徒会シリーズの今後に注目」って言われたとして、たぶん他作品と注目の意味が違うよね…。
 さて本編の感想ですが、まず言いたいことは知弦さんかわいいですもきゅもきゅ!語尾ネタがすさまじい。おそらくこれまでも人気ランクでは知弦さんはかなり上位にいると思う(いや俺が好きなだけかもしれない)んだけれど、ここにきて知弦さんは更に順位を上げるためのテコ入れを行います。そして僕はさらに知弦さんが好きになっていく。さすが知弦さんですね。
 前巻で真冬と鍵が両思いになって互いに想いを伝え合ったわけですが、そのネタはばっちり今巻でも引っ張ります。「先輩、本当に私のことが好きなんですか?」「真冬ちゃん、本当に俺のこと好きなんだよね!?」ばっちりですね!ばっちりなんですよ!ついでに言うと残響死滅も会話のネタとしてですが再登場です。
 プロローグ・エピローグは鍵かっこいいだけ!それでいいんです。あとは298、299ページがやりたかっただけなんじゃないかなとも思う。確か元ネタがあるはずなんですがなんだったかな。
 というわけで口絵2つめと49ページの大トロは正義な5巻でした。