嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 3

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 3 死の礎は生 (電撃文庫 い 9-3)

口絵で、まーちゃんがトンボでゴルフしてるのを見た瞬間からゾクゾクするほど可愛いなぁと思ってました。一部嘘だけど。
超低速でシリーズ追っかけてますが、今までで一番面白かったです。
今までは、このシリーズは、みーくんとまーちゃんの常識に捕らわれない価値観とか、行動とか、いちゃつきっぷりを楽しむ作品なんだと思ってました。でも、この巻を読んで、心に欠けた部分を持つみーくんと、違う世界で生きるまーちゃんが社会に溶け込むために奮闘する作品だったのか、と思い直しました。
しかし、裏表紙の帯を外すと見えるものが大変なことに。こんなのが8年間もと思うとみーくんも漢だなと思う。嘘だけど。
ベランダでの心中独白シーンに、心が痛くなれと願うみーくんは少なからず心を痛めているんじゃないかな、と思ったりします。
しかし伏見柚々との関係が何気に気になるところだなぁ。