神様のメモ帳

神様のメモ帳 (電撃文庫)

神様のメモ帳 (電撃文庫)

ドラマCD化するらしいので読みました。

歯を糸でこするような声が、僕の喉から漏れた。
「助けて、ください」

自分が出来ることには限界があって、それがどうしようもない壁で、それでもその中で出来る限りのことをやるしかない。なのに、自分で出来ることを全てやったらそれはそれで自分の限界を嫌でも再認識させられる。
ナルミが感じる無力感がリアルすぎて、それが本当に、どうしようもなく痛い。
でも、彩夏を通じてラーメンはなまるで出会った人たちはそんなナルミに手を差し伸べてくれる。ナルミに依頼された3人が立ち上がったとき、僕は泣きました。

しかし、みんな格好いいんだよな…ニートだけど。ニートって格好良いんじゃね?とわずかでも思わせる杉井光の陰謀がこの本には詰まっている。
アリスもかわいいし!っていうか黒髪ロリパジャマとか、俺に惚れろと言ってるのでしょうか。最後ちゃっかりデレるしさ!
ちなみに、男4人の中では四代目が萌えです。あと少佐も好き。

2巻も早めに読もう。これからどう続くのかすごい気になります。