とある飛空士への恋歌

とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫)

とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫)

目次と登場人物のページを見たときに、展開が予想できてしまったんですが、それでも面白かった。
空戦はなかったけど、やっぱり戦闘機とか…いや、そもそも空を飛ぶこと自体がロマンの塊だと思う。
第1章で母上に心奪われていたのは秘密。
カールがすごいマザコンナルシストなのに、好感が持てるのはきっとその2つを上回るヘタレさのおかげだな。
それから、P250の挿絵に前作の表紙を思い出したり。
クレアとカルエルが今後どうなっていくのかとか、アリエルはどうするのとか、ラストの挿絵がその不安をさらに煽る。
次巻が本当に楽しみです。