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小説・秒速5センチメートル

小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス)

小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス)

初めて映画見たときは、もう久しぶりにこれは鬱だと思うぐらい凹んでました。映画より前に桜花抄だけYahooの先行配信で見たんですが、そのときはまさかああいう終わり方をするとは夢にも思ってなかったから。
この本も発売日に買ったけど、第3話を読むのが嫌で封印してたんですが、つい最近BS2でやったのを見てもそれほどダメージ大きくなかったので、今なら大丈夫かな?と思って読んでみました。
第1話と第2話は、映画でやった映像を丁寧に文章に起こしつつ補完している感じ。文体が丁寧というか、優しい感じがする。空から見守っている人がいて、その視点な感じ。
やっぱり第3話の補完が大きいです。この小説の存在意義と言っても過言ではないぐらい。
このお話って、何か特別なことがあるわけじゃないんだよね。超能力とかじゃないし、死にかけるとかでもないし、何か事件が起きるわけでもない。そんなの俺だって経験したことあるよ!ってぐらいの出来事だけしかないのに、どうしてこんなに心動かされるんだろうって思う。うーんこれをうまく表現できればいいのだけれど。
第3話読んだ後は、貴樹に対する気持ちも変わったし、個人的には山崎まさよしのあの曲は合わないような気さえしています。
あとがきでも触れられているけど、小説と映画は相互補完な感じが強いので、どちらか一方よりも両方読むなり見るなりしたほうが良いと思います。